こんにちは〜しんたろうです。
前回に引き続きフィボナッチを学習コーナーですが、今回はフィボナッチ•ファン編です。
またマイナーなフィボナッチだな〜と思うかもしれませんが、使い方次第ではかなり強力な武器にもなりますので、早速どんなツールかチェックしていきましょう。
【スポンサー広告】【スポンサー広告】
フィボナッチファンってどんなツール?
フィボナッチ・ファン(以下ファン)は、簡単に説明すると斜めに引くレジサポのようなフィボナッチで、主に高値安値を算出したり、ブレイクポイントを探るのに用いられます。
どこまで高値安値が延長するんだろう?と考えるときの目安にもなりますし、ファンをブレイクし、サポートされてレジサポ&サポレジのような動きからエントリーの対象とする使い方も出来るので、意外と便利なフィボナッチだと言えます。
フィボナッチ・ファンの設定方法
まずはファンをチャートに設置してみましょう。
インストールしたばかりのMT4やMT5では使用できないので以下のように設定してみてください。
以上のように設定していただくか、MT4のメニューから「挿入」タブをクリック→フィボナッチを選択→ファンを選択 割り当てたいチャートに設置で、いつでも使用できますので、便利で使いやすい方法で設定してみてください。
実際のチャートに割り当ててみるとこんな感じになります。
このチャートではアップトレンドの第一波に対して引いてみましたので、38.2%~61.8%の三本線がちょうど第三波の高値付近でレジサポのような動きになっていることがお分かりになるかと思います。
フィボナッチ38.2%や61.8%付近の動きを確認しながらエントリーの対象となるのか、確認していくというわけです。
フィボナッチ・ファンの注意点
ファンをチャートに割り当てる際の注意点を解説致します。
まず割り当てたいチャートの始点から終点をファンで結びます。
この時にチャートのトレンドに注意してください。アップトレンドであれば安値から高値に、ダウントレンドであれば高値から安値を結びます。逆になってしまうと意味がなくなりますので注意が必要です。
フィボナッチ・ファンの使用方法
ファンの使用方法ですが、トレンド方向へ設置しないと正しい見方は出来ないようです。
こちらのチャートではアップトレンド第一波に対してファンを割り当ててみました。
下部の61.8%ラインを水平線として見ていただくと、安値形成が61.8%付近で起こっているのがお分かりになると思います。
レバレッジがかかっている相場のなので、ちょっとくらい抜けてもこのくらいならご愛嬌というわけですが、より正確なポイントを探るには、他のフィボナッチも使用してエントリーポイントを探るほうがいいようです。
ファンにリトレースメントを同時に割り当ててみました。
2つが重なる付近に安値があるのが分かりますので、相場環境認識を行った際、将来作るであろう安値を事前に知ることが出来るようになるので、その付近で動くローソク足プライスアクションを確認してエントリーの対象にするのか判断できるというわけです。
こちらのチャートでは、ファンのラインの間でチャートが動いており、下部の61.8%ブレイクしてそのまま下落しております。
ファンは斜めに引くレジサポのような使い方も出来ますので、修正波中の波の動きを予想するのにも応用できると考えられます。
38.2%ラインをブレイクしたあと50%ラインで反発をして再び38.2%でサポートされるような動きが出ているので、ラインをブレイクしてそのまま下落すると言うよりもどこかでサポートされる??というふうに考えたほうが良いのかもしれませんね。
まとめ
今回はマイナーなツールであるフィボナッチ・ファンでしたが、毛嫌いしないで使用してみると新たな発見があったりするもので、今回調べてみて私もなるほど~と納得できる部分もありました。
皆様も高値安値の判断に使用されてみたり、修正波の動きを考えるために使用するのはいかがでしょうか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
応援ありがとうございます。