こんにちは~しんたろうです。
皆様は同調圧力という言葉をご存知でしょうか?
地域共同体や職場などある特定のピアグループにおいて意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制することを指す。byWikipedia
という日本らしい言葉なのですが、トレードにおいてはむしろ邪魔になったりする厄介者で、どうやって排除しようか悩む種でもあったりします。
今回はこの「同調圧力」というキーワードに対して、一緒に考えていきましょう。
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相場において大衆が常に正しいとは限らない??
勉強会参加者の方によく聞く質問の一つに、まわりにFXを行っている人は他にもいますか?と聞いたりします。
その問いに対してほとんどの方は「自分以外いません」とお答えます。
意外にも周りの人に内緒でFXを初めている方が結構いらっしゃるんですよね~
私の場合は、FXをしている人間だらけだったので、考えたこともなかったのですが、世間ではFXをしていることを秘密にしたい人もいらっしゃるようなのです。
でもFXをしていることをいざ告白すると、意外とFXしている人が見つかって、仲間意識を持ち情報共有を行ったりします。
そうすると「今、買いポジション持っているんだ~」「え?それってヤバくね?」とかよくわからない会話に発展することもしばしば・・・w
そんな会話が続くと自分の持っているポジションに自信がなくなって、損切りしたり中途半端に利食いしたりと他人の意見に惑わされてしまいます。
しんたろうはこの行動を「同調圧力」だと思っており、出来るだけ自分だけで考えて行動し、売買の判断をするように常日頃から心がけているのです。
相場の9割は負け組の本当の意味
相場を動かしているのは誰か?ということを考えると、まず自分でないことはすぐわかると思いますw
実際に動かしているのはファンドや銀行、世界中にいらっしゃるとんでもない大金持ちの方たち。
そんな雲の上の方たちが動かしているのは、初心者でもわかることですが、ではその大金持ちはどこから資金を調達しているのか考えたことがあるでしょうか?
それは私達一般投資家から調達しているのです。
相場の9割が負け組ということを考えると、残り1割の方たちに証拠金が食われていると考えると納得できると思います。
株式の場合、注文を入れても相手がいなければ売買は成立しません。
FXの場合はマーケットが巨大すぎるため売買が成立しないということはないのですが、それでもモニターの向こう側には必ず相手が存在し、私達の資金を狙っているトレーダーがたくさんいらっしゃるのです。
では神々はどういったことをして私達の証拠金を食っているのでしょうか?
それは一般投資家が、思わず売買してしまうようなローソク足や波を作り出し、罠を仕掛けていると思っていただければわかると思います。
世間では「ダマシ」と言っているところとはちょっと違うところです。
一般投資家が「もっと動きそう」と思わずにいられないところに、神々は罠を仕掛けていると思われます。
例えばOANDAのオーダーブックも神々の仕掛けが見え隠れしている面白いツールです。
どこに売買注文が入っているのかひと目で分かるスグレモノですが、こういったツールを見ていると相場の参加者が、「もっと動きそう」というあたりに注文を入れているのがよくわかります。
初心者の方はそんな事考えずに取引を行っていると思いますが、それではいつまで立っても神々に食われ続ける家畜と同じ存在であると言わざる得ません。
自分勝手な考え方は今すぐ捨てろ!
神々が私達一般投資家の証拠金を狙っているとすれば、私達がFXで勝つためにはどうすればいいのでしょうか?
それにはまず相場に対して謙虚でいなくてはいけません。
チャートの情報だけで勝負できるところで勝負し、常にトレンドに対して逆勢力がいることを忘れず、神々のおこぼれをもらっているに過ぎないと肝に免じながらトレードを行うべきです。
世界中の一般投資家の全証拠金を合わせても、世界中にいらっしゃる超大金持ちの総資産に勝てないということを考えて置かなければいけません。
FXで勝つためには負け癖を直し、相場に対して自分勝手な考え方を押し付けない徹底したルール作りが必要になります。
短期波の逆張りもそうですよね?下がりそう上がりそうでトレードしていたら、神々に狙ってください!私の証拠金上げます♪と言っているのと同等の行動をしているに過ぎません。
ましてボラティリティーが高い通貨ペアで逆張りばかりしていたら、自殺行為に他なりません。
しんたろうのFX勉強会では短期すぎる逆張りは一刻も早く捨てよう!と勉強会参加者に言い続けておりますが、それでも止められず欲望の限りトレードし続ける方が多くいらっしゃいます。
それでは神々の栄養になってしまいますし、神々が太らせている家畜に成り下がってしまいますよ。
一般投資家が「簡単な相場」と言っている場所が一番怖い場所だということを早く知ったほうがいいと思います。
周りの意見は参考程度に・・・
しんたろうのFX勉強会では、ニュースや経済指標などファンダメンタルズ分析も行いましょうと指導しておりますが、それでトレードをするな!とも言い続けております。
あくまで通貨ペア選びの参考程度にしておきましょうと言っているだけで、そのニュースがきっかけでトレードするなんてことがないように注意しなくてはいけません。
以前、勉強会参加者で、「このニュースが出ているから購入した」なんて参加者がいらっしゃいましたが、結局勝てていないので説得力がない分析だったのですが、ニュースはあくまでもチャートの理由付けにしかならないので、トレード売買につながることはありません。
ただ無視することも出来ないので、今、世界中で起きているニュースは逐一チェックするように指導しておりますが、忘れている参加者もいらっしゃいますw
相場の9割は負け組なのですから、私達が手に入れることが出来るニュース情報にも限りがあると思ったほうが懸命です。
どこの国が意識されているのか?くらいは知っておいたほうがいいと思いますが、そのニュースで動いてしまう人は負け組ということを自ら証明しているのだと思います。
まずは冷静にチャートを分析し、そこにニュースが組み合わさるとどうなるのか?確認してから行動しても遅くはないと私は考えております。
まとめ
もっと下がりそう~とか、こうなるかもしれないという自分勝手な考え方は、本当に必要ないので一刻も早く捨てて頂きたいのです。
そんな無駄なことを続けているから、順張りも出来ず逆張りばかりしてしまって、いつの間にか先端狙いになり、波が出来上がっていてもエントリーできず一週間を無駄に過ごすことになるのです。
なのでまずはチャートに対し、素直に波を引き水平線を引いてみてください。インディケーターを外してローソク足や相場の高値安値だけチェックしてみてください。
長期足がどうなっているのか?確認を怠らないように毎日チェックしながらチャンスを物にできるように努力を重ねてくださいね。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
応援ありがとうございます。