しんたろうのFX勉強会

ローソク足

チャートの右側を知るにはどうすれば良いのか?

 

※この記事は2020年11月17日にゴゴジャングルにて公開された記事です。
 

 

こんにちは~しんたろうです。

今回のテーマは「チャートの右側」についてです。

最大にして最難関のテーマですが、これがわからないとトレード自体が成立しません。

このテーマはそう簡単に答えが出せるものではないのも正直なところですが、いくつかのヒントはチャートにありますので、今回はちょっとだけ解説させていただきます。

 

チャートの右側を知るための必須スキルとは?

読者様がこの記事を読んでいるということは、今現在どうしても勝てなくて、チャートの将来を知れば勝てると思ってお読みいただいているのではないでしょうか?

確かにチャートの右側がこれからどうなるのか知れば、大きく負けることもなく、もしかするとバク勝ち出来るような大相場にめぐり合えるのかもしれません。

ではどうすればチャートの右側を知ることが出来るのでしょうか?

答えは単純で今現在、自分が立っている相場よりも左側のチャートがどういった状態なのか調べる必要があります。

チャートの右側を知りたいのに左側が重要??

まるで謎々のようですが、これにはしっかりとした理由があります。

FXは狩りと同じで獲物の習性を知り、そこから得られた情報を使って罠を仕掛けるゲームです。

森に入ったからといって、入った瞬間に獲物に遭遇することもあれば、3日~数週間獲物に遭遇できないこともあるのが、このゲームの難しいところ。

FX初心者であれば、森の入口付近がどういった状態か知ることも出来ず、もしかすると近づいてくる獲物に襲われることもあるのではないでしょうか。

ということはまず森全体がどうなっているのか知れば、どこに罠を仕掛け、どういった獲物がいるのか知ることがある程度出来ると思います。

まずは森全体を知る必須スキルから解説していきましょう。

相場環境認識に必要なスキル

森全体を知る必須スキル=相場環境認識と思って頂ければ分かりやすいと思います。

しんたろうのFX勉強会では、資金管理+相場環境認識が出来なければ、FXで成功はできないと断言しており、私達が日夜学習している課題は全て相場環境認識に繋がるものばかりです。

1.ダウ理論

チャートの左側をダウ理論を使って分析した場合、自分が今現在立っているチャートがアップトレンドなのかダウントレンド分からなければトレードも成立しません。

例えばこのようなチャートがあったとしましょう。

一見するとダウントレンドが始まったかのように見えるこのチャートも、ダウ理論を使って分析すると、アップトレンドの一部分であることが分かり、安値を作りに行っているだけの戻りであることが分かります。

ええ??どうしてそれが分かるの~?と叫んでいる方はダウ理論が分かっていない証拠ですので、今すぐ学習したほうが良いと思います。

このように自分に何が足りないのか真剣に向き合うことによって、自身の持っている相場環境認識力を見直すことにも繋がるのです。

ちなみに先程のチャートの右側はこうなっております。

このあとやってくる大相場に備えることが出来なければ、大きな獲物を森の中から刈り取ることは不可能だと思います。

2.エリオット波動論

2つ目はエリオット波動論ですが、しんたろうのFX勉強会ではダウ理論と一緒に組み合わせて考えていくことを推奨しており、同時に考えることが出来なければチャートの右側を知ることは出来ないと指導しております。

といってもエリオット波動論は読んですぐ習得できるほど生易しいものではありません。

ですが100%すべてを知らなくてもある程度の知識だけでチャートの右側を知ることは可能です。

まずはこちらのチャートを御覧ください。

チャートに青い波と赤い波を描いてみました。

ダウ理論とエリオット波動論を使えば、この青い波と赤い波が一体何なのか知ることが出来、チャートの右側を知ることが可能になります。

しかもこのようなチャートが出現した場合、大相場になる可能性が高いので、しっかり獲物を狩る準備を進めなくてはいけません。

えええ??どうしてなの~?と泣き叫んでいる方はエリオット波動論が全く分かっておりませんので、今すぐ死ぬ気で学習してください。

そうすれば分かると思いますので、不足しているエリオット波動論を学習して相場環境認識力を補充されたほうが良いと思います。

ちなみに描いたあとの相場はこの様になっております。

しっかりアップトレンドになっており、大相場になっておりますね。このようなチャートが出現したことに気がつけなかったら後悔してもしたりませんね。

3.水平線

しんたろうのFX勉強会では、様々な水平線を学習しますが、全部覚えるというよりも何故水平線がトレードにおいて重要なのか知ることが肝心だと考えております。

自分で引いた水平線はどういった意味を持った水平線なのか、全く分からずに引いていては意味がありませんし、自分で引いた水平線を自分で無視してトレードしても意味がありません。

FXで使用するツールもそうですが、チャートは絶対に疑ってはいけませんし、トレードはチャート上にある情報だけでトレードしなくてはいけません。

疑うべきは自分の頭の中であって、相場に疑いの目を向けることは絶対にあってはならないのです。

水平線はダウ理論やエリオット波動論から得た情報を更に磨くためのツールであり、トレードにも使えてとても便利な理論ですが、間違って使用すれば猛毒にもなる危険なツールです。

なのでチャートのどこに水平線を引くのか分からないのであれば、トレードを中止して相場環境認識をやり直したほうが良いと思います。

例えばこのようなチャートが出現したとしましょう。

読者様はどこに水平線を引くのかお分かりになるでしょうか?

もちろんこれは一つの例なので、色々なところに水平線を引くことが出来るかもしれませんが、最重要な箇所に水平線を引けなければチャートの右側を知ることは絶対にできません。

さて考え方はまとまりましたか?では答え合わせです。

最低でもこの様に水平線が引けなければ、チャートの右側を知ることは永遠に出来ないと思います。

ええ~???もうわけわからん(泣)と嘆いている方は水平線がまだまだ甘いようなので、しっかり学習されたほうが良いのではないでしょうか。

ちなみにこの水平線を引いたあとの相場を確認してみましょう。

しっかり水平線上でローソク足が動いているのが分かりますよね。

この様に重要な水平線が一発でチャートから見抜けなければ、大きな獲物を狩ることは出来ません。

ダウ理論やエリオット波動論、水平線を同時に使用し、相場環境認識を行えばチャートの右側を知ることは出来るはずです。

まとめ

出来上がったチャートだからこんなことを言えるのではないか?とよく言われますが、私から言わせてもらえば出来上がったチャートですら分かっていない方が大勢いらっしゃるのもまた事実です。

チャートの左側を知ることは、すなわちチャートの右側を知ることに繋がりますので、森全体を知るために基礎理論であるダウ理論やエリオット波動論、水平線をしっかり学習されることをおすすめいたします。

今回の記事を読んでマズイ!!と感じた方は是非、今からでも間に合いますのでしっかりお勉強されてみてくださいね。ここまでお読みいただきありがとうございました。


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