こんにちは~しんたろうです。
ダウ理論 トレンドの定義はいかがだったでしょうか?
FXでは空気みたいなもので、知っていて当たり前という感覚です。
必ず覚えて自分の力としてください。
さて今回はダウ理論と一緒に覚えていただきたいもう一つの理論
エリオット波動についてです。
今回も「理論」ですよ~この時点で嫌な顔になっていませんか(笑)
頑張って覚えてくださいね。
■エリオット波動論ってなんでしょう?
エリオット波動はダウ理論を読んだラルフ・ネルソン・エリオット氏が
「ダウ理論は素晴らしい!しかしもっとテクニカルに説明できるはず!」
・・・こう言ったかどうかは分かりませんが感銘を受けて作成されたのが
エリオット波動理論となります。
ダウ理論がトレンドの定義を表しているのに対して
エリオット波動では波の特性、その分類、性格に至るまで、かなり細かく記されております。
しかもエリオット氏の相場研究はこれだけでは収まりません。
有史時代からの相場を徹底的に全て調べ上げ、相場にはある一定の動きが
あることを発見し発表しております。
そんな頭が下がるエリオット波動ですが
現在のFX相場においても通用する理論となっており
波の分析や現在位置の把握に役立っていることは事実です。
■エリオット波動論|基本的な考え方
まずエリオット波動で説明されている「波」について解説いたします。
「波」はある方向性を持った動きを表しております。
動きには大きく分けて二つのモードがあります。
それは「推進波」と「修正波」です。
上の図のチャートの推進波は数字 修正波はアルファベットで表記しました。
第一波、第三波、第五波は同じ方向に進むことから推進波と呼び
推進波を修正する動きから第二波、第四波は修正波と呼ばれます。
推進波の五波を一つの波として数えた場合、abcはその波の修正波となります。
しかも一つの波の中にも推進波と修正波が存在します。
このように波の規模というものは見ている時間軸によって異なり
一つの波の中にも更に細かく分類できることを表しているのです。
エリオット波動論では何故、五波と三波に分かれるのか記されてはおりません。
実際にエリオット氏も「そうなるのだから仕方がない」と説明しているようですw
しんたろう的に言えばトレンドとなるには
五波くらい必要なんだろうな~くらいに考えております。
まずはエリオット波動論の基本である波の推進波五波と修正波三波を
実際のチャートで数えられるように訓練致しましょう。
それではまた~