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【動画】インディケーターを何のためにFXで使用するのか考えてみましょう

 

※この記事は2020年10月3日にゴゴジャングルにて公開された記事です。
 

 

こんにちは~しんたろうです。

いつもしんたろうのFX勉強会を応援していただき誠にありがとうございます。

今回のテーマは「インディケーター」です。インディケーターと一言で言っても膨大な数があり、オリジナルのものを含めれば星の数ほどあると思います。

読者様もFXトレードでいくつかのインディケーターを使用してトレードされていると思います。

でもそもそも何のためにインディケーターをFXで使用するのでしょうか?その使用する意味を理解されてインディケーターを使用されているのでしょうか?

私は以前からインディケーターについて疑問を持っていたので、今回は動画付きで解説させていただきたいと思います。

FXインディケーターの役割とは?

まずインディケーターを読者様はどのように使用されているのでしょうか?

インディケーターの使用目的?エントリーポイントを見つけるためだよ~

いろいろな方に聞いてみても同じ答えが返ってくることが多く、殆どの方がインディケーター=エントリーポイントツールとしてみていることがあるようです。

確かにこの考え方が完全に間違っているかと言うとそうではなく、トレードするためのチャートに表示されているのだからそう考えても不思議ではないと思います。

ですが殆どの方はインディケーターあってのトレードになっていて、インディケーターからエントリー情報を引き出そうと必死になっている傾向にあるのです。

私はこの考え方は間違っていると考えております。

インディケーターをいじったことがある方なら分かると思いますが、エントリーポイントを探るためにインディケーターを使用するとどうしてもぴったりの数値を探したくなりませんか?

そして「聖杯的」な数値がないか調べたりしたことはありませんか?日々変化する相場の状況を一つの数値だけでカバーできるほど、チャートは単純ではありません。

そしていつの間にかインディケーターをいじることに夢中になって、聖杯的な数値を探していたりする「研究者」になっておりませんか?

私も一時期、インディケーター研究家になっていた時期があって、いろいろなインディケーターをいじっては検証の日々を送ったことがありました。結果、無駄な時間を過ごしただけでしたw

FXの教科書的な書籍などを読むと、「インディケーターは一つだけ使用しても信用できないので、複数個使用すること」なんて書かれていたりします。

私はその考えには反対で、一つだけ使用しても信用できないものを複数個使用しても更に信用できないのでは?と疑問に思ってしまうのです。

ではどんなときにインディケーターを使用すればいいのでしょうか?

インディケーターにも種類があって移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンドなど有名なトレンド系インディケーターもありますし、MACD,RSI、RCIなどのオシレーター系もありますよね~

トレンドを見るために使用されるものや価格の平均を見るためのインディケーターなどいろいろな役割がインディケーターにはあると思います。

そのインディケーターが持っている本来の役割を正しく理解するのが正しいインディケーターの使用方法だと私は考えているのです。

インディケーターってどんなときに使用するの?

移動平均線でもボリンジャーバンドでもそうですが、私は面倒な作業を勝手にやってくれる便利ツールとしてインディケーターは存在していればいいと思っております。

そもそもインディケーターとはダウ理論やエリオット波動論から得られる相場情報を補助するためのツールであって、それ以外の使い道はありません。

エントリーポイントを探るために使用している方もおりますが、エントリーポイント=インディケーターという考え方がそもそも間違っていると私は思うのです。

何故ならエントリーポイントよりもインディケーターでいうところの「シグナル」はチャートの動きよりもかなり遅れてやってきます。

遅れてやってくるものをどうやって信用すればいいのでしょうか?

そんなことをしていてはエントリーチャンスを逃すことに繋がりますし、シグナルが出たことろには相場が終焉を迎えている可能性だってあります。

なのでインディケーターの本来の役割は「面倒な作業を肩代わりさせる事ができる便利ツール」これが私の考えるインディケーターのあるべき姿だと考えております。

インディケーターを正しく理解する必要がある

ではFXトレードにおいて、インディケーターは意味のないものなのでしょうか?そうではありません。

使用方法を正しく理解することによって、更に磨きのかかったトレードが出来るようになると思います。

ボリンジャーバンドを例に取ってみましょう。

ボリンジャーバンドは、本来相場の強弱(ボラティリティー)を見るためのインディケーターです。

チャートを包み込むように表示されるボリンジャーバンドですが、現在の相場のボラティリティーが大きいか小さいか調べるためのインディケーターが本来の役割です。

バンドの幅を見れば相場の過熱度も分かってくるので、トレーダーの中では有名インディケーターですね。

バンドが広がってくるとボラティリティーが強くなってくるので、トレンドにしたがってトレードすれば十分な利益を上げることが可能だと思います。

だた使い方を間違えると猛毒にもなるのがボリンジャーバンドです。

間違った使い方で有名な話があるのですが、アッパーバンドで売って、ローバンドで買うというものがあります。

これは非常に危険な使い方で、ダウントレンド、アップトレンド時には全く役に立たない使い方です。

レンジ相場でボリンジャーバンドを使用するという方もおりますが、そもそもボラティリティーを見るためのツールなので、ボリンジャーバンドをボラティリティーが低いレンジ相場で使用してもあまり意味がありません。

ではボリンジャーバンドが広がりだしたらトレードすればいいんだね~♪

この考え方で問題ありませんが、もちろん相場の動きにリアルタイムでインディケーターが付いてくるわけではありません。

例えば上記チャート枠内を確認していただきたいのですが、ボリンジャーバンドは最大級の広がりを見せていて、いかにもボラティリティーが高そうな相場に見えますが、チャートはすでにしぼんでいて、動きもレンジ相場になっております。

そのあと段々ボリンジャーバンドが狭まってくるので、再びボラティリティーが回復するまで待機するところですが、このボリンジャーバンドでもシグナルを確認するのにタイムラグがあるのです。

なのであくまでも補助ツールとしてインディケーターを見ないといけないことが分かりますね。

チャートの今を知りたいならローソク足を中心とした考え方にシフトしていただき、あくまでもインディケーターは補助ツールとして相場分析に使用していただければ、インディケーター研究家にならずトレードが出来ると思っております。

まとめ

インディケーターなのかインジケーターなのか正しい読み方はどっち?と論争したことがありましたw どっちでもいいようなのでここではインディケーターと呼ばせていただきましたが、いかがだったでしょうか?

移動平均線もボリンジャーバンドも本来の使い方から逸脱した使用方法が世間に出回ってしまったことによって、インディケーター=エントリーという間違った風習が広がってしまったと思います。

ここに悪徳業者がエントリーポイントを教えてくれるインディケーターなんてものを考え売り出したことが更に地獄の始まりになったことは言うまでもありません。

サッカーで勝ちたいならサッカーのルールを最低限覚えなくてはいけませんし、ボールの使用方法も知らなければいけません。

なのでFXチャートに表示されているインディケーターも正しい使用方法を知って、トレードに活かしていきましょう。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

参考動画

taromaruさんと一緒にFX雑談を撮りましたので気になる方だけ御覧くださいm(_ _)m

 

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