こんにちは~しんたろうです。
本日はいい肉の日ということで2017年11月29日にこの記事を書いております。
9が付く日は北朝鮮ミサイル発射の可能性が高いことは以前から知っていたのですが、まさかここまで世界的にピリピリムードの中、ミサイル発射を強行するとは思いませんでした。正気の沙汰ではありません。
北朝鮮が朝4時にミサイル発射をしなければ、夜はお肉を食べに行こうと思っていたのですが、とてもそんな気分ではなくなってしまいました。
来月も9が付く日はありますので本当に注意が必要です。相場にもかなりの動きがあったようですが、皆様のポジションはどうだったのでしょうか?心配ですね~
ポンド円の動きはミサイルの影響・・・・?
午前4時のミサイル発射で相場が活発に動き出したように見えたのですが、本当にミサイルの影響だったのでしょうか?
特にポンド円の動きはミサイル??という動きのようには見えなかったのが本音ですが、熱心な読者様はもう既に気がついていると思います。回答する前にポンド円の相場環境認識からスタートしていきましょう。
動き出した後で相場環境認識を行っても意味はあまりありませんが、読者様にはどのように見えているでしょうか?そもそも相場環境認識を行うってどのようにすればいいのか?迷っている方はこのページでしっかり勉強していきましょう。
相場環境認識は5つの項目をチェックすることから始まる
しんたろうのFX勉強会では5つの項目をチェックすることから始めるのです。
- ダウ理論
- エリオット波動論
- 水平線
- ゾーン
- ローソク足
ダウ理論はトレンドが今現在どちらを向いているのか波引きから確認していきます。月足から順番に波を引くと相場全体が見えやすくなりますが、細かい時間軸まで波を引くと情報が多すぎて判断しづらくなりますので月足、週足、日足、4時間足くらいに波引きを行って頂ければ大きなトレンドが見えてくると思います。ただ月足の波は大きすぎるので相場全体というよりも直近の高値安値に近づいた時に活用したほうが効果があると考えております。
エリオット波動論は現在位置を把握するのに活用します。今、自分と向き合っている波は推進波なのか修正波なのか知るだけでも相場に対する見方が変わってきますし、推進波第三波目を取りに行きたいのであれば波引きから得られた情報を使って波をカウントし準備万端整えることも可能です。もちろん波引きから得られた値幅もしっかり活用しますのでエリオット波動論が分かっていないと話になりません。
次に水平線です。水平線は相場の参加者がどこの高値安値に注目しているのかいち早く把握するために活用します。買いたい~!売りたい~そこのレートに来たら勝負するぜ!などのポイントは全て直近の高値安値を知っていなければこちらも話になりません。レジサポ、サポレジの意味がわかっていない人はしっかり学習する必要がありますね。
ゾーンも大切です。ゾーンはどこに買い勢力売り勢力がいるのか視覚化するための理論で、ローソク足レベルのゾーンを月足から順番にチャートに描いていきます。特に波の起点となるゾーンとトレンドの更新を決定したゾーンの最低2種類に引くことが出来なければトレードをするべきではありませんし、どこの勢力が強いのか確認することも出来ません。トレードのゴールを知る上でもとても重要な理論と言えます。
最後にローソク足です。これが一番重要と言っても過言ではありません。というのもローソク足の高値安値以上に早いシグナルを出すツールはなく、インディケーターなどでは遅すぎてしまうため実戦トレードにおいて使うことが出来ません。特に月足や週足、日足の高値安値に対するプライスアクションはとても重要な指針となりますので短期足に落とし込んだトレードを行うなら知っていないと必ず負けてしまいます。どこの高値安値に向かって相場が動いているのかローソク足レベルで判断が必要になりますので、ローソク足のどこが一番強いのか知る必要があるのです。
ポンド円の相場環境認識は?
月足から全部相場環境認識をしてもいいのですが、大変なので今回は週足と日足に限定して相場環境認識を行います。
まず週足ですが、赤い水平線が左側にある大きなローソク足の始値になります。なのでここはかなり注目度が高いので一旦のゴールとしてしんたろうは見ております。
青い水平線はレジサポとして引きました。このチャートだと見事に直近高値に対して反応しているのがわかりますね~赤い部分はゾーンとなっております。右側のゾーンはトレンド更新を決定したローソク足を使用して引きましたが、このゾーンはとても強そうな感じですよね。ここを突破する相場ならかなりの下落が期待できます。
週足で得た情報を日足に落とし込んでみましょう。ちなみに週足の波引きでは第三波目と思われている波が第一波よりも短くなっております。まだ現在、動いている最中なのでこれから成長するのかもしれませんが、もしこれから下落してくる相場だとかなり危険で楽しいダウントレンドが待っているかもしれませんの、しっかり監視する必要がありますねw ただレジサポで反応している以上、相場はアップトレンドとして見れば問題ないと思いますので日足の相場環境認識もアップトレンドとして確認していきましょう。
そうすると波引きはこのようになりますが、ポンド円の波引きは皆様にはどのように見えてくるでしょうか?アクアのアップトレンドの波の中でピンクの波が動いているように見えませんか?アクアの波が相場の実権を握っているのだとすれば、ピンクの波は修正波(押し安値を作っている)として見ることが出来ますのでA-B-C波が完成すれば、長期トレンドに戻ることは容易に考えられたと思います。
要するに今回のポンド円のバク上げはレジサポにぶつかりA-B-C波完成~!!というわけで動いた時にミサイル問題も重なって大きく動いてしまったというわけです。ただタイミング的にはとても良すぎるような気もしないわけでもありませんが、相場の参加者はミサイル発射まで知っていたのかな?と思うと神々の動きを考えながら行動しないとあっという間にやられていたのかもしれません。
もっと動く~!!という考えは悪魔の囁き
トレンドを知れば知るほど、ポジション放置や長期保有、スワップポイント目当てというトレーダーは大変危険なことをしていると言わざる得ません。
私も長いことデイトレードを行っておりますが、一日のポジションはその日中に消化するか長くポジションを持ったとしても2日~3日で必ず消化するように心がけておりますのでそれ以上放置することは絶対にありません。後から見ればもっと持っていれば勝てたかもしれないという相場をたくさん見てきましたが、逆に欲望のままトレードしてたくさん痛い目にもあってきました。それはまだ相場と一生付き合うという形を気が付かずに行っている証拠で、まだチャートを金儲けの道具として見れていないことを意味します。
ダウ理論を知れば、買いと売りの勢力争いだということはすぐわかります。上がれば必ず下がりますし、一生上がり続けることは相場である以上有り得ません。相場の仕組みを理解すれば長く保有する怖さは身にしみてわかると思いますし、ましてや修正波の波の中で長期間保有するなんてことは死んでもしたくありません。
修正波がもっと伸びるという考えは今すぐ捨てて頂き、修正波の中でも自分ならPIPSを取れるのではないか?という妄想は本当に意味がありませんので変なプライドや自信を持つのは止めていただきたいのです。
たまに勉強会参加者でも修正波B波内でトレードし長い時間保有している方を見かけますが、エリオット波動論をしっかり理解していれば保有しているポジションがどうなるかはすぐ分かると思います。
修正波C波の先端でエントリーし保有している方も自分がどこの波で戦っているのか、しっかり相場環境認識を行い波引きを行っていればものすごく危険なことをしていることは容易に考えられたと思います。
なのでものすごく美味しそうに見える相場は本当は地獄の入口なのかもしれませんので、チャートを開けたらすぐに相場が今どこに向かっていて自分はどこの波の上にいるのかすぐに把握しましょう。場所さえ把握すればそわそわした気持ちを押さえられて少しは安心すると思いますよ。
最後に・・・
相場の右側は全くわからないのですが、左側のチャートの動きを確認しつつ、現在のチャートの動きを照らし合わせながら確認していけば、必ずチャンスポイントは出てくるはずです。
修正波でボコボコに負けている方はまだ欲望のままトレードして自滅の道一直線に進んでいる自殺志願者と言わざる得ません。なので自分の命を守るためにもチャートがもっと動く、もっとお金がほしいという欲望を制御し分かるところだけトレードし金を増やすということを念頭に仕事をしていきましょう。
大きなローソク足が出た後にトレードすることは愚の骨頂ですので、そんな恥ずかしいトレードばかりしないでしっかり狙っていきましょうね。ここまでお読み誠にありがとうございました。ではまた~
応援ありがとうございます。